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縞黒檀材使用 「拝領南風原型」 両面本皮張り 艶消し透明塗仕上げ三線 のご紹介をさせていただきます。最後までどうぞお目通しくださいませ。
当店完全オーダーメイドによる拝領南風原型。琉球時代の名器三線を復刻するにあたり、最も大事にしたいのは、その図面を用いて丸みや寸法をどれだけ忠実に復元できるかという点にあるか、というのが肝心なのではないかと思います。といいますのは、現在活躍中の県内の素晴らしい三線工の方々に、たとえ同じ図面を用いて製作し完成されたものでも、どれもそれぞれの職人様の腕と人柄や感性が加わり、違う色をつけていくものでございます。
今回「拝領型」を選び製作を依頼した目的には、この目で確かに見た実物の名器を、図面を用いながら出来るだけ再現したいという確固たる想いとロマンの他ありません。
そこで、私たちが信頼を寄せる内間氏に図面から注文を依頼し、職人様のアドバイスも得ながら、出来るだけ忠実に再現することにこだわって完成されたのが、今回の拝領南風原型なのです。
まず私どもが最も大切にしたかったのは、他三線よりも短く狭い糸蔵の幅、三分余り短い野長、そして鳩胸から爪にかけての美しい曲線、分厚い天とその側面。拝領型を本物に近づけるとなると、「もう少し顔をシャープにしたほうが良いのでは」「糸蔵が狭く短いため、長く広く改良したほうが良いのでは」という意見があがり、弾き手を思うあまり改良される傾向が強いことがありますが、私はどうしてもそれには納得がいきません。たとえ短かろうが狭かろうが、できる限り本物に近づけていくことが、弾き手の喜びであり、名器の音色への憧れであるからでございます。職人様のあたたかいご協力もいただきながら完成された棹に、縞黒檀の美しい綾が感じ取れるよう艶消し透明塗仕上げを依頼。光や太陽の下で材の模様がこの三線の上品さを一層楽しむことが可能となりました。本皮張りは表面を蛇皮4番皮、裏面を蛇皮6番皮を使用し、7分張り仕上げで完成させ柔らかさと落ち着きのある中音域が魅力の音色にいたしました。当店自慢の完成オーダーメイドの拝領南風原型です。送料込み、三線ケースを付属して沖縄からゆうパック発送でお届けいたします。最後までどうぞ宜しくお願い申し上げます。
「拝領南風原型」その美と音
https://youtu.be/14q8YFqXAks
胴巻屋
https://doumakiya.amebaownd.com
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