巨匠銘苅作！！

–三線職人'匠の技と音' 銘苅春政作與那城型三線一丁−いつもご覧いただきまして誠にありがとうございます。三線職人銘苅春政作の作品をご紹介させていただきます。どうぞ最後までお目通し下さいませ。一つの三線といっても奥深いものがあり、使用する材、蛇皮、型の違いで音色が変わってくる。それ以外に音作りに重要なのが、それを手掛ける職人様によって、音色の感触が明確に違ってくるものである。誂えたその三線に手にかけると、'ああ棹から伝わるこの感触と響きこそあの匠の物だ'と深々と弾き手を納得させるその方こそ、三線工巨匠銘苅春政氏である。現代三線職人の中でも最高位に位置付けされている銘苅春政さん。ご自身も演奏者であり、また舞台においては胡弓伴奏も務めることも。良い音色の三線　とは何をさすのだろう。そう考えますと物は千差万別、十人十色と人それぞれでありますが、私個人が思います良い音色とは、やはり歌三線を愛する職人様が手がけられたその音色そのものではないかと思います。なぜなら、開放弦を爪弾いた際に出た澄んだ音だけではなく、実際に演奏し、左手と右手で感じられる感触を通して得られる、弾き手に対しての配慮や思いというものがありますが、それは実際に形となって表現されているものです。銘苅春政さんの手がけた作品が、琉球古典音楽奏者に広く愛用されていることには、やはり確かな理由があるものです。飛んで弾く奏法、昔節で必要な落ち着きのある奏法など、銘苅春政さん自身が熟知されているからに他なりません。今回の與那城型三線を見てみましょう。特徴的な大型〜太棹の美曲線を持ち、鳩胸は力強くも卵型の丸みなど優しさの表現がなされている。また、今は亡き湖城恵永氏が手がけられた艶消し漆仕上げがなんとも上品さと落ち着きを持たせている。ここに短時間ではありますが音色を収録してございます。材は上質な南洋黒木の四つ割ものが使用されております。民謡演奏にも古典音楽でも十分に弾きこなせるように、演奏しやすい角度を考慮した部当て調整を行いました。ワンオーナーですが未使用のまま宝として永く保管されていたもののため、状態は抜群。素晴らしい匠の作をこの機会に是非手に入れていただきたいと思います。アルミケースを付属して沖縄からゆうパック元払い140サイズ発送でお届けいたします。お取引の最後までどうぞ宜しくお願い申し上げます。