今回、
昭和中期に製作されたvintageの三線が入荷です!!
以前の所有者は、沖縄本島南部で漁船と三線を巧みに使いこなしてきた「海人」
ワンオーナーだからこそわかるこの三線の誕生秘話からまずどうぞ。
《商品紹介・説明》
海人を始めた当初、鉄製の錨(いかり)が購入できず船乗りの先輩に「黒檀材で錨が作れる」と聞き、県内の材木店をあまくま(あちこち)探し回り、床柱用の黒檀を購入。
実際、錨として使用してみたものの、
引き上げ時に予想よりも重く1ヶ月ほどで鉄製の錨に買い替えることに。
せっかく手に入れた黒檀錨。
しばらくの間は魚を乗せたりして使ってみるも、友人から「せっかくの黒檀なんだし三線にしてみてはどうか?」との提案を受け、
当時、与那城型三線で評判だった那覇市内の三線店に託し、この三線が産声をあげました。
作成当初は本皮張りでしたが、
海に出るお守りとして船に乗せていた為、炎天下では皮がもたないと、途中、人工皮に張り替えました。
気になる三線の音色ですが、昭和期の人工皮独特の、メリハリのある素晴らしい響きを奏でます。
【型】与那城型(細身)
【材】古い黒檀(縞模様)
【塗】刷毛の透明漆
【張】古い初期の人工皮張
【胴】古いチャーギ材
【棹】目立った捻りなどはありませんが、鳩胸の表面にヒビ割れが見られます。演奏や使用時に問題ありません。(気になる方はご遠慮下さい)
専用ソフトケースを入荷後同封し、エアキャップ等で梱包しゆうパック発送致します。ゆうパックの着払いで発送。(ゆうパック140サイズ)
※沖縄県古物商取扱申請済み
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