〈紹介文〉
戦後五開鐘の中でも名器として名高い「志多伯開鐘」の三線。(※注1)
本作品はその志多伯開鐘を復刻したもので、今から三十年前、前持ち主が骨董屋で仕入れました。
細かな箇所まで丁寧に作り込まれた作品で、天正面や側面はもちろん、虹の輪や乳袋のあたりまで手抜き無しに打ち込まれており、特に「爪裏の鑿彫り」は、この作品を手掛けた職人の高度な製作レベルが表現されています。︎
胴巻は、琉球藍染を使用したオリジナルの手製胴巻きを装着。︎
音色は、初期の人工皮の厚みが奏でる深い音と、民謡に適した中音域の響きをお楽しみ頂けます。
〈初期の人工皮張りの特徴〉
一般的な現代の皮より厚みがあり八分張りに調整し張ることでより柔らかみのある音色に仕上がります。一般に知られている人工皮張りの高めの音とは違う、抜けの良い澄んだ音色が特徴です。
■尚、棹の付け根部分にあたる、鳩胸の上部に少し塗りの割れが見られますが、使用及び演奏上には問題ございません。(気になる方はご遠慮ください)
※注1
三線の中で最初に文化財指定された名器三線。現在 沖縄県立博物館蔵
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【製作者】不明
【材料】黒木
【年代】昭和後期
【カラクイ】制作年代の黒木材使用・県産カラクイ
【塗り】当時の刷毛塗り・黒・使用感や傷あり
【皮】昭和後期人工皮張八分張り
【胴】チャーギ(イヌマキ材)県内製作チーガ
【胴巻き】琉球藍染使用 胴巻屋オリジナルティーガー
【付属】水牛バチ(Mサイズ)・ソフトケース
持ち運びに便利な三線用ソフトケースを新品で取り寄せて梱包後、ゆうパックの着払いで発送致します。(ゆうパック140サイズ)
¥ASK
※沖縄県古物商取扱申請済み
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