あかいんこ

三線の祖と言われる 赤犬子


彼は自分で棹を削り、渋張りをして皮を張り、馬の尻尾を弦にして三線を作り、各地を歩きながら、現在の古典音楽の基となる歌を作ったと伝えられている。


まるで伝説とされているが、


過去に、とてもとても古い、

そのような三線を見たことがあるため、


実際に実在したのだと思わずにはいられない。


そのような三線は、決して上品でも、上等でもないが、


何か想いが詰まっているため、


奏でる音は人を惹きつける。


よく鳴る という現代人の価値観は、当時とは大きく異なるということを、我々三弦愛好家は、肝に銘じるべきだ。


胴巻屋

選りすぐりのヴィンテージ〜名作三線と、手作りの胴巻を扱っています。著書「古三線に魅せられて」

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