内間直樹氏を想ふ


ありがたいことに


これまで何百丁(千はいくか?)と

色々な三線を見る機会を得た

形は様々で 歴史も違う

王朝時代の名器から

現代の作家まで

沢山の顔を拝めた

しかし、名工の綺麗な造形美を追い求め続けてたが

ある日ふと 別の何かを求めたくなった

人知れず 弾き手の事を考えて

作り続ける職人達がいる

看板もなく、連絡先も知られていない

彼らは根っからの職人気質で

商売に向かず、儲ける才能に欠けている

時には騙され、ぐしゃぐしゃにされることも

ただ一つ言えるのは弾き手の立場を考えて

丁寧に作り続ける事 

それだけに人生を捧げた無欲な彼らに

私は大きな魅力を感じる


今後も素晴らしい職人や作品を

紹介させていただきたいと思います

胴巻屋

選りすぐりのヴィンテージ〜名作三線と、手作りの胴巻を扱っています。著書「古三線に魅せられて」

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